庭からたぬき

憧れの庭を手に入るべく、土や植物と向きあう日々の記録です。

新しい住まい、新しい庭

みなさま、お元気ですか?毎度お久しぶりです。

 

ガーデニング生活楽しまれてますでしょうか。

 

墓場のようなブログ放置したまま月日は流れまして、生活の場も大きく変わりました。

コメント下さった方、ありがとうございました。

 

以前暮らしていた戸建ての小さな庭から、

マンション暮らしになり、ベランダガーデニングへ。

 

育てたいものや土質等の好みの方向性は変わりませんが、

条件が変わりますので、

これまで読んでくださっていた方には、参考にならないこともあるかもしれません。

ベランダガーデニングをされる方には共感してもらえるかもしれません。

 

残念なことに、おそらくもう二度と庭からたぬきは出て来そうにないですが、

 

慎ましやかに、一歩ずつ、日当たりや風向きを感じながら、緑を増やし、

ジャングルへの冒険を、手探りでしています。

 

まずは今日はそのお知らせを。

 

それでは、また次回、何について書こうかな〜。

 

庭の土

こんにちは。

 

1年ぶりに、放置状態だったブログを開いてみましたら、

粘土質に悩まれている方が、多くアクセスしてくださっているようだったので、

今日は、あれから一年たった我が家の庭土について書こうと思います。

 

ちなみに、我が家の庭、

”before”は、建売住宅の狭い庭、およそ3坪。

庭土のすべてがどこかの残土で、石と砂利とがれきだらけのカチコチ粘土質。

 

”after”というか、今の庭土は、苦労の甲斐あって、申し分ないふかふか庭土だと思っています。ハーブ類が多いので、酸性に傾かないように気をつけています。

 

最初のEB-a、あれは確かに最初の一歩として、結果的に良かったと思っています。

なぜなら、雨上がりにカチコチになり、歯がたたないほどの粘土質を

耕すだけでも大変だったので、まずは石拾いのために、必要な過程でした。

(ですが正直なところ、あれ一本でどんな土質もふかふかになるとは思いません。)

植物が好きな方なら、腐葉土や有機質など、土に手を加えたくなると思うのですが、

それとの合わせ技で、元々の粘土質をマシにさせる程度の効果はあると思っています。

 

ちなみに、おかげさまでかな?あれ以来、

庭に水たまりができることはなくなりました。

排水がよくなったということですね。

 

どれが良かったのか、効果的だったのかは分かりませんが、

粘土質の庭土に施したのは、

EB-aをまく、そして耕す。

そしてくん炭、もみがら(酸性になるとか窒素不足の問題とかも言われますが、兎にも角にも歯がたたないカチコチの土に、空気を入れたかったのです)、などを加え、耕運機でひたすら深さ20cmほどかき混ぜるようにして耕す。

このとき、家に集められるだけの落ち葉をためて、短く細かくカットしたりしながら、土にすき込みました。

 

ホームセンターなどで買ってきて足す土は、花崗岩質の赤っぽい土や、軽く、顆粒状の土を選ぶようにしました。

バラ用のふかふかの土、というのもネットで売られていたので、バラの根元や、庭木の根元などにも活用しました。

中和には気をつけて、もみがらくんたんを慎重に使いました。

肥料はできるだけ有機のものにこだわって、米ぬかぼかしにも挑戦しました。

 

 

やはり、古い土の匂いというか、雨が溜まってほこりや泥のような臭いのする土が、

耕してもあちこちにかたまっていたんですよね。

これこそ、ふかふか土と対局にある土だなと、いいモチベーションにしておりました。

残念ながら、1年たった今でも、たまに深く掘ると、この臭いがする場所もあります。

 

古い土というのは、なんでしょうか。ミミズやダンゴムシもいる気配もなく、

雨が降ると水たまりになり、上がるとカチンコチンにひび割れ、

スギナとヒメシバと仲良しのイメージです。じめじめして苔が生える箇所も。

 

こういう場所には、飾った切花が枯れ乾燥したものや、拾い集めた落ち葉、

乾燥させた茶殻やコーヒーかす、粉砕した卵の殻。

ありとあらゆる有機物を混ぜました。

ただ直接混ぜるのではなく、大きなバケツ(蓋つき)を用意して、

そこに、古い土と上記の有機物を混ぜて寝かせます。

夏、暑い日が続くと、消毒にもなるように、黒っぽいバケツです。

自分の判断ですが、飲み残しのビールや、ワインなども足しました。笑

発酵したり、うっすらカビが生えるのですが、微生物が活動しだすのか

古い土の臭いよりは、マシになってきました。

土のリサイクル用土も、ここで足しました。

 

本来なら家の裏山にコンポスト、と行きたいところなのですが、

狭い我が家にそんなスペースはないので、庭の片隅でバケツです。

 

これで良いのかなぁ?と半信半疑のまま、毎日実験しているような気持ちでした。

 

年明け、いろいろな情報を自分なりに解釈して、

米ぬかでぼかし肥料というのも作ってみました。

大量の米ぬかと、納豆と、お湯。そしてパン用の天然酵母

温度が上がらないときには、お菓子や海苔についてきた乾燥剤の石灰を混ぜました。

するとびっくりするくらい高温になり、

コメツキムシの幼虫みたいな小さな虫がわいたこともあったのですが、

高温になったときに消えました。

ひと月ほどで完成したので、庭にまぜたり撒いて使っています。

 

このあたりで、もうずいぶんふかふかになりました。

これが2015年の4月頃です。

庭を耕し始めて一年が経った頃ですね。

 

こうして土で悩むことはなくなったのですが、

たま〜〜に出てくる、豆苗?とおぼしき芽や、もしかしてかぼちゃ?とおぼしき芽が出てきて笑えます。色々混ぜすぎました。笑

一年ぶりのオリーブその後、後編

ネバディロブランコは元気。

 

先月の二度の台風にもめげず、

のびのびと伸ばしすぎた枝と枝がこんがらがっちになってはいたけど、

チョキチョキと剪定すると、また再びぐーんと枝を伸ばして勢いを増した感じ。

 

 

 

さて、ミッションの方はというと。

こちらも、大変立派な苗木で届きました。

どちらも小豆島からのオリーブだったのですが、

日本でもこんなに立派な苗木を育て、流通させられるほどに

日本にオリーブが根付いているのだなと思いました。

オリーブファン、多いですもんね。

私も御多分に洩れず、大好きです。

 

 

こちらも背丈110cmほどのものでかなり幹が太く、

天に向かってパッと手を広げたような樹形が気に入っていました。

主幹がカーブしていたのも、今後、どの向きに伸ばして、どんな形に整えよう?

と想像を膨らませる楽しみになりました。

 

こちらは地植えせず、悩んだのですが、大きな鉢植えにすることにしました。

理由は、動かせる。この一点です。

 

将来的に、住んでみてこの場所に大きなオリーブがあったらいいのに!と

思ったとき、また日当たりや季節によって、場所を移せる。

そして万が一、引っ越すときにも、連れて行ける・・かも。

 

庭植えしたネバディロブランコが、どんどん葉を落とし、

黄色い葉ばかりになったり、くすんだ緑の葉になって力なくなっていった傍で、

 

こちらは生命力たっぷり!といった感じで、

鉢からあふれるほどの水やりと、有機肥料をぐんぐんと吸って、

みるみる枝ぶりよく大きくなっていきました。

真夏に、カーテン越しにオリーブの木がリビングの床に影を落とし、そよぐ姿は、

目にも涼しくて、とても嬉しい瞬間でした。

育てるっていいですね〜〜♪♪

 

状況が一変したのは冬。

年を越し、1月の大雪の頃です。

二度の大雪の頃に、旅行で家を空けていました。

まぁ、冬の生育がゆっくりになる時期だし、半分眠っている状態だろうから、

雨水で十分だろう。と思ったのが大間違い。

 

軒先のレンガの上に置いていたのですが、

微妙な雨風の向きなどで、水分が十分でなかったところに、

寒波がもろに鉢植えの根を直撃してしまった模様。

 

帰宅したときには、すでにすっかり「枯れた」様子でした。

葉がくるくるにまるまり、全体がくすみ、元気もなく、

幹のところどころが黒くかびたような病気のような痕。

 

後悔に後悔を重ねても、もう戻らぬ日々。

どうしようどうしよう、枯れてない!枯れてない!

枯れたらどうしよう〜〜〜〜〜

いや、信じて声をかければ、きっと!!

必死に水やりをしましたが、うんともすんとも言わず、

大丈夫、春がきたら芽が吹くさ!と自分に言い聞かせるも、

 

 

4月。

シーーーーン。。

 

 

5月。

シーーーーーーーン。

 

 

えーーー!!!もうゴールデンウィーク終わっちゃったし間も無く6月!!!

、、、、(;_;)涙目。

 

いよいよ初夏の陽気、そして6月に突入。

 

もう切り詰めに切り詰めた枝は、

はげちょろびんだし、

もう主幹をのこしてほぼ裸んぼうの哀れなミッション。

 

ただね、私をまた悩ませたのは、

切り詰めると枝はほんのりグリーン!なんですわ。

もう1月に枯れてから3ヶ月4ヶ月たっても、何にも起こらないから、

魔法でも天変地異でも起こらない限り、もう

これは、‥‥枯れた!枯れた認定しなきゃなんだ!!

いい加減認めなきゃ!

と思うんだけど、やっぱり、、、生きてる、、かも??

 

もうどうにもこうにも諦めきれず、

諦めなきゃだなー、と、気持ちは揺れたり、

首をしめられたまま生きているようで、私も苦しかった。

水やりするたびに、これは、意味があるのか??

枯れ木に水をやっているのだとしたら、腐らせる行為なのか・・・。

はぁ。

 

それがですね。

奇跡がおきたんですよね。

 

主幹の根元付近が、木の表面がふくらんできたような・・・気がして。

もしや、、、!!!

 

と思って、その日から必死に水やりしました。

久しぶりにたっぷり肥料もやりました。

弱っているときに肥料はよくないって聞いていたので、あげなかったんだけども。

 

するとですね、

 

「ぴょこっっっ!!!」ってでてきたんですよ!!!!

 

 

芽が!!!実に、枯れてしまってから半年ぶりに!!!!

 

 

いやぁ、、、、生命って、素晴らしいですね。

 

 

オリーブちゃんたちには、二度、人生の大きな局面、挫折から立ち直る姿を

見せてもらいました。

 

勇気付けられます。

 

ミッションは1月にすっかり枯れて葉が全ておち、

見るも無残だったのですが、いやはや6月に芽吹きました。

 

台風や梅雨の大雨が、なんだか生命スイッチを押してくれたような気がしています。

自然に呼応しているんですかね。

 

もし諦めて捨ててしまっていたら、、と思うと、

諦めきれずに温存していたのも報われました。

 

ひと月たって、今は主幹のあちこちから芽吹いた新芽が、

どんどん枝葉を伸ばして成長しています。

 

順調に勢いを増してきたから、暑さが落ち着いたら、

根元のシュートだけ切ろうと思っています。

 

 

オリーブ後日談、これにて一旦おしまいです。

ご清聴ありがとうございます。

一年ぶりのオリーブその後

1年ぶりの更新。

 

もしも楽しみにしてくれた人がいたらごめんなさい。

 

庭は順調です。どの植物も、元気にすくすく育っています。

盛り土したことが結果的にすごく良かったのだと思っています。

 

オリーブは2本あります。

 

ネバディロブランコとミッション。

どちらも100cm程の苗で購入。

 

一本はインターネット上のオリーブ専門店にて。

もう一本は都内園芸店に頼んで取り寄せてもらいました。

 

どちらにも思い入れがあったのですが、それぞれ意外な道を辿っています。

 

ネバディロブランコは、大変立派な苗木でした。

しかし販売数がかなり限られていて、月に3本程度。

それが販売日時が詳細に決められていて、オークションのように、

深夜だろうと、アラームかけて起きていて即購入手続きに進んだ人が手に入れられる。という寸法でした。

 

なので入手に思いの外時間がかかり、夏真っ盛りの頃に苗を入手。

大きな穴を掘り、7月に植えたと記憶しています。

去年も猛暑日や熱帯夜が続く暑さだったので、日夜水切れを起こさないように注意しながら、水やりしていました。たっぷりと。

 

それがどうしたものか、次々と葉が黄色くなって落ち始め、

苗木で到着した頃に比べて葉の数は3分の1程度に激減してしまったのです。

本当に悩みました。

自分のことのように悩みました。

どうしたらこれ以上葉を落とさずに済むのか。

いきなりオリーブのアナアキ虫にやられたのか?
ハダニか?いや、水は足りてる。

水のやりすぎ?数日やらないと水を欲している葉のサイン。

 

本当に、悩みました。

 

そしてあっという間に迎えた秋、冬。

雪もどっさり降りましたね。

葉もほとんど落ちて厳しさを増していると思ったけど、

雨や雪のおかげで、水やりはせずとも生きていました。

日当たりに関しては文句無しの場所だったので、それも幸いしました。

ほとんど背丈が伸びなかったのが少し心配どころ。

でも球根を植えたときに土を掘ったら、ずいぶん離れたところまで

オリーブのしっかりとした根が伸びているのを確認できて、安心しました。

 

迎えた春。4月頃に一斉に芽吹き、

5月、それはそれは見事な葉を茂らせました。

花も咲き、満開の頃には足元や葉の上に黄色い花粉が多数落ちました。

有機肥料は定期的にやっていましたが、結実のためには特に何も施さず、

7月にグリーンの小さな小さな実を2つ見つけたときには、

あんなにはげ散らかした‥ 失礼。葉を落としまくった弱った木だったのに、

こんなに立派に育ち、今や実をつけ、生きようとしているのだと、

ため息がでるほどでした。

 

もう一方のミッション。これについてはまた次回。

ふかふか土壌完成。ついに植栽へ!

届きました。立派なオリーブ苗。

 

すいませんいきなり。

何しろ土壌改良に熱くなりすぎて、ブログどころではありませんでした。

 

さて現状報告です。

基本となる土壌改良がこれでほぼ完了しました。

満足いく土になり、本当に心から嬉しいです。

粘土に頭を悩ませていたので、手をとりあって家人と喜びました。

 

記念すべき一本目の植樹となる、立派なオリーブの苗を見つけたのです!

近所のホームセンターを数件回りましたが、

どこへ行っても理想のオリーブとは出会えず、結局ネットで購入しました。

目や手で確かめることができない、という点が不安でしたが、

そこはオリーブ専門のショップでどうやら信頼がおけそうでしたので、決めました。

 

ひょろひょろとしたオリーブ苗を立派な大樹にするのもいいのですが、

樹型の整った、7〜8年もののしっかりした大苗が希望でした。

 

植付けの時期としてはギリギリの季節のようだったので、

多少勢いが落ちるのを覚悟で植えました。

バケツに水をはりしっかり根に水を吸わせてから、

自慢の大穴(笑)にふかふかのベッドとなるオリーブ土壌を用意し、

そこに鎮座してもらいました。

 

私の技術ではまだ画像を添付できないので、お見せ出来ないのがまったく残念です!

 

とにかく、半年余り、更地・・というより雑草畑からスタートした

庭らしからぬ庭 が、ついに!木が一本植わったことで、

途端に庭に見えてきたから不思議です。

 

ここ数週間は天気に恵まれたので庭の作業をいっきに進めてしまい、

まったく忙しくてブログに記録できませんでしたが、

実はものすごい変化をつぎつぎと遂げまして、ほぼ庭土が完成しました。

基本土壌としてはこれで完了で、

あとは植栽する草木の性質によって部分的に手を加える予定です。

 

レンタル耕運機も、慣れたものです。

二度目のレンタルをお願いし、おかげさまですっかりふかふか土です。

 

試行錯誤の結果、

beforeの更地レベルに比べ、10cmほどレベルをあげて庭の地面としました。

良質な土の層ができることと、排水性を高めることも狙いです。

 

具体的には、

1全体を15cm〜20cmの深さで掘り耕す。

 ↓

2土をよけて、さらに耕運機で掘る。

 ↓

3新しい土や土壌改良用土を混ぜながら耕す。

を繰り返して、庭土を10cmかさ上げしました。

 

さらっと書きましたが、10cm分の体積ってものすごい量です。

新たに庭土とした用土は、全部で大小40〜50袋ほど購入したと思います。

周囲から土が流れ出ないように、土留めのレンガもかさ上げしました。

 

もともとの庭土に、土壌改良用土などを施す前にしたことは、

とにかく、今まであった粘土質をできるだけ単体でふかふかに近づけること。

(しかしまるでパーフェクトには遠く、ふかふか、というのは難しかったです。)

 

Eb-aは確かに優秀だと思いますが、

最も高い濃度で撒き続けても、こんなものかなぁ、という感じでした。

耕したところへ撒いて、翌日同じ場所を耕せば確かに柔らかい。

しかし、踏みしめるうちに、また結局固く締まってしまうのです。

 

ただし・・・以前と明確に違うのは、

団粒構造は、決して崩れない。という点。

雨が降ったりするとでこぼこと地面が隆起しますが、よーく見ると団粒してる。

踏みしめて固く締まった箇所を再び耕せば、砂埃のようにならず団粒している。

 

という訳で、即ふかふかではないですが、確かに薬の効果は実感できました。

 

それから、よーく考えれば分かることだったのですが、

粘土質の庭土は、粘土ばかりで繊維質のものがかけていたのです。

だからいくら団粒させても、それだけではふかふかにはなりません。

当り前なんですけどね。

 

山歩きをしたときの腐葉土のじゅうたんのふかふかさ・・・

あれを思い出しながら、あれに近づけるにはどうしたらいいか、

とあれこれ考えたら、やはり繊維質は大事。

 

完熟バークたい肥や、調整済ピートモス、もみがら、そばがら、木炭、ホタテ殻粉末、

カニ殻、などを入れました。

 

びっくりするくらい、ふかふかになりました。

 

庭を出るとき、靴底にべったりと粘土がついてあちこち汚れて嫌だったのですが、

すっかりその悩みもなくなりました。

 

ようやく植えることができた、オリーブの木がだんだんと元気に育っていって、

我家に涼やかな風を運んでくれますように!

耕運機ってすごい。

耕運機、ついに借りてきました!

 

「こううんき」、と書いて

 

幸運機♪ または 好運気!と呼びたくなるくらいに、

 

今、神のようにありがたい存在です。

 

ていうか耕すのはやっ!!!

 

今までの手掘り作業ってさ、あの苦労ってさ一体なんだったの・・・・・?

と呆然と立ち尽くすほどの威力です。

ブルルン〜、とエンジンふかせばものの一瞬で、ソッコーで終わります。

市販の3本セットで売られているガスボンベが燃料で、数時間動きます。

 

ホンダのピアンテを激安レンタルできて、大満足。

一週間のレンタルをしたので、その一週間が勝負。

 

幸い天気も味方してくれています。

降ったり、梅雨の晴れ間が戻ったり、の繰り返しなので、

 

雨が降る前によく耕してからEB-aをまき、

雨があがったら耕運機で再び耕してふかふか!を楽しんでいます。

わー、嘘みたいだな・・・あの苦労なんだったの。。(涙目)

 

ところで、「石掘り生活にも終焉が。」などと前回書きましたが、

 

全然終わっていませんでした。

 

耕運機さまが笑っちゃうくらいに、次々に石を掘り起こしてくれるので、

なんと2日でバケツ2杯。終わったと思っていた石掘り作業も

同時に進めながら(笑)、耕しています。

今までに比べると、その楽さは比じゃないです。

ポイポイ飛んでくる大小の石を、地面から拾うだけなのです。

(飛んでくるときはご注意!一旦止めて拾います。)

 

そして、土の間から石を手でさぐっていると、ときどき

根っこのようなものに出会います。

 

あらっ!!!!!

 

これは! もしかしてスギナさんじゃない!?

 

思わず、

 

「あらぁ、スギナさん、元気?? お久しぶりい〜♪」と声をかける。

 

なんだかめっきり出会わなくなっていたので、なぜか嬉しいような(笑)。

いや、元気でも困る。これで息の根とめてやるのだと腹の底で誓う。

 

 

まだまだいるもんですね。

 

散れぢれになった根っこが、来年また発芽するかもしれない・・・、

という恐怖だけは意識の片隅に置いておこうと思っています。

 

敵もあっぱれなり。

 

 

さて、耕した暁には、オリーブの木をまず一本植えようと考えているのです。

小豆島のオリーブの木

品種は色々迷いましたが、葉の形状や育てやすさを考え、

一本目はネバディロ・ブランコにしようと思います。

いい苗木に出会うのが待ち遠しい。(→出会いましたNew!)

 

そのオリーブのベッドとなる土壌ですが、

現在耕運機で改良の真っ最中。

 

色々と調べましたが、とにかく水はけが大事の模様。

なので、できるだけ今ある粘土質の土を掘りつつよけて、

新しく買ってきた花崗岩の真砂土、完熟バークたい肥や硬質炭など入れます。

素人のにわか調べだけど、これで大丈夫かなぁ。

 

などとブログを書いているうちに、

家人がすっかり、びっくりするくらいの大きな穴を掘ってくれました!!

耕運機の使い方、本来と違いますけどね!!笑

(安全には十分に注意しました、自己責任です!)

 

直径1m以上、深さも1mという落とし穴のような庭の大穴。

この穴のあいた状態で、オリーブ苗が届くまで数日間過ごしました。

 

その間、訊ねてきた宅配の方に、電話口で

「お庭に大きい穴の開いているお宅で間違いないですか??」

と聞かれました・・・・。

 

えぇ、そうですね。笑

そんなにボコっと穴があいているおウチ、そうそうないですよね。

 

「やだぁ、お宅も?うちも庭に穴あいてるのよ〜落とし穴みたいな。」

 

・・・ないです。

 

車の色とか、家の色とか、

他にも目印あったでしょうが、まぁ、穴のあいた庭で、間違いないですね。笑

 

耕運機様、ありがたや。

粘土質の土をふかふかに

雑草を抜き、石を掘り起こし、土に向きあって4ヶ月。

 

困ったことに我家の庭土は粘土質です。

 

それも、ものっっっっっすごい粘土質です。

 

粘土として売れるような、手で「ぐにゃり」とできるような

固形の粘土も時々でてきます。

もはや立派な粘土です。

 

でも植物には、いただけません。

 

外構を扱う業者の方に聞いたところ、

「他の土地から持ってきた土を庭土とすることもある」とのこと。

その内容によって、知らぬ土地の粘土質の土だったり、

砂利まじりだったり、どこかの残土だったり、するそうです。

残念なことに。

畑のようなふかふかの土は売れるので、

もしも畑だったところに家を建てたりする場合は、

「庭土はそのままにしておいて下さい」と業者に伝えた方がいいそうです。

そうでないと、良い土を持って行かれて売られちゃったりするそうです。

 

そういうわけで、何も知らない小市民として、

現在、庭に置かれていたどこかの残土と向きあって闘ってきました。

 

我家の庭土は、雨があがり数日すると、カッチカチになり、

鍬もシャベルもスコップも「歯がたたない」ような粘土質です。

開墾作業も難航しました。加えて砂利と石だらけ。

 

お手上げかなと思い、

一度は業者にすっかり黒土との入替をお願いしようかと迷って、

見積りを取ってもらったりしました。しかし驚きました。

3坪ほどの庭ですが、50cmの深さで交換をお願いするとおよそ35万円。

・・・びっくりしました。

土の入替って高いんですね。

外構の会社では「サービスでできるレベルの広さです」って言われましたが・・・。

 

あえなく却下。くやしさも増したところで、

自分たちの手で開墾作業を進めることに。

がぜん闘志もわきました。

 

検索です。

 

ひたすらに、「土壌改良 粘土質」

「庭土 改良 排水」

などとキーワードを変え、いろんな角度から検索です。

 

畑の粘土質に困っている方が多かったようでしたが、

我家はちょこっとした庭です。

ガーデニングの先人たちが、様々な知恵を授けてくれました。

そのひとつがこちら! 

EB-a (←リンク切れしていました。すみません 2019/11/05)

土を耕してから、これを水で薄めてまくだけ!

まるで魔法使いに出会ったような気分です。

完全に化学薬品だという点は気になりましたが、

今のところ食べるような植物は植える予定はないので、よしとしました。

また、畑の土壌改良材とされているので、不安は減りました。

 

これを知ったのが1週間ほど前。

雨上がりなどが最適、ということでしたので、

梅雨の晴れ間の開墾作業にも力が入ります。

石掘り生活をしながら、EB-aをまいてみました!

 

翌朝・・・・・・!

さつきとめいがトトロの夢から醒めて

期待を胸に飛び起きて庭を眺める、あのとき気持ちのようです。

 

なんか違うような、気がする。

 

やわらかい〜!

 

いくらいくら耕しても、

踏めば数日であっという間にカッチコチになっていた土が、

なんだかふんわりとしているのです!

ものすごく耕しやすいかと言われれば普通ですが(笑)、

以前の苦労を知っていればこそ、

ふわふわに思える、この鍬のささり具合!!

 

そして、ゴボっと大きな塊になって掘り起こされていた

土たちが、塊にならずに耕せます。

そしてその土の塊たちは、踏むとパラパラ〜っと崩れる砂のようで、

乾燥すると粉のように舞って嫌だったのです。

それが「団粒化」していて、もう以前のようではありません。

 

次に大きな違いは排水の早さ。

前は水たまりができて、なかなか引かなかったのですが、

心持ち、変わったように思います。

ありがたいことですが、すこしの液体でこんなに変わるのは

あまりにお手軽すぎて、なんだか狐につままれたよう。

いまだ半信半疑です。

また何か影響が出てきたら、ここで報告したいと思います。

 

 

さぁそしていよいよ、明日は耕運機を借りてくるぞー!!

 

さきほど酸度計を使って調べると、我家の今ある土はPh5.5と出ました。

すでに石灰3袋で中和したつもりだったんですが・・・

歯がたたない強酸性の土壌なんでしょうか。。

石灰やカニ殻を買ってきましたので、頑張って中和します。

 

ホームセンターなどで購入した、こだわりの土たち30袋(後日さらに20袋)を、

耕運機を使っていっきに耕して混ぜるつもりです。

カチカチ粘土から、ふかふかの土を目指して!!

 

ではまた。


2019/11/05追記
続報記事にも書きましたが、この薬剤の回し者ではございません。
結論から言うと、
これ一本でふかふかにするのは難しいのかな、という印象です。

しかし、歯が立たなかったカチコチの粘土質を、耕すだけでも苦労していたので、
まずは耕しやすくなった、というのが利点でした。
当初に比べて、ガラや石などを拾いやすく、掘り返しやすくなりました。
そこへ色々なものをすきこんでいきまして、半年かけてふかふか土壌になりました。
後日談。