庭からたぬき

憧れの庭を手に入るべく、土や植物と向きあう日々の記録です。

ふかふか土壌完成。ついに植栽へ!

届きました。立派なオリーブ苗。

 

すいませんいきなり。

何しろ土壌改良に熱くなりすぎて、ブログどころではありませんでした。

 

さて現状報告です。

基本となる土壌改良がこれでほぼ完了しました。

満足いく土になり、本当に心から嬉しいです。

粘土に頭を悩ませていたので、手をとりあって家人と喜びました。

 

記念すべき一本目の植樹となる、立派なオリーブの苗を見つけたのです!

近所のホームセンターを数件回りましたが、

どこへ行っても理想のオリーブとは出会えず、結局ネットで購入しました。

目や手で確かめることができない、という点が不安でしたが、

そこはオリーブ専門のショップでどうやら信頼がおけそうでしたので、決めました。

 

ひょろひょろとしたオリーブ苗を立派な大樹にするのもいいのですが、

樹型の整った、7〜8年もののしっかりした大苗が希望でした。

 

植付けの時期としてはギリギリの季節のようだったので、

多少勢いが落ちるのを覚悟で植えました。

バケツに水をはりしっかり根に水を吸わせてから、

自慢の大穴(笑)にふかふかのベッドとなるオリーブ土壌を用意し、

そこに鎮座してもらいました。

 

私の技術ではまだ画像を添付できないので、お見せ出来ないのがまったく残念です!

 

とにかく、半年余り、更地・・というより雑草畑からスタートした

庭らしからぬ庭 が、ついに!木が一本植わったことで、

途端に庭に見えてきたから不思議です。

 

ここ数週間は天気に恵まれたので庭の作業をいっきに進めてしまい、

まったく忙しくてブログに記録できませんでしたが、

実はものすごい変化をつぎつぎと遂げまして、ほぼ庭土が完成しました。

基本土壌としてはこれで完了で、

あとは植栽する草木の性質によって部分的に手を加える予定です。

 

レンタル耕運機も、慣れたものです。

二度目のレンタルをお願いし、おかげさまですっかりふかふか土です。

 

試行錯誤の結果、

beforeの更地レベルに比べ、10cmほどレベルをあげて庭の地面としました。

良質な土の層ができることと、排水性を高めることも狙いです。

 

具体的には、

1全体を15cm〜20cmの深さで掘り耕す。

 ↓

2土をよけて、さらに耕運機で掘る。

 ↓

3新しい土や土壌改良用土を混ぜながら耕す。

を繰り返して、庭土を10cmかさ上げしました。

 

さらっと書きましたが、10cm分の体積ってものすごい量です。

新たに庭土とした用土は、全部で大小40〜50袋ほど購入したと思います。

周囲から土が流れ出ないように、土留めのレンガもかさ上げしました。

 

もともとの庭土に、土壌改良用土などを施す前にしたことは、

とにかく、今まであった粘土質をできるだけ単体でふかふかに近づけること。

(しかしまるでパーフェクトには遠く、ふかふか、というのは難しかったです。)

 

Eb-aは確かに優秀だと思いますが、

最も高い濃度で撒き続けても、こんなものかなぁ、という感じでした。

耕したところへ撒いて、翌日同じ場所を耕せば確かに柔らかい。

しかし、踏みしめるうちに、また結局固く締まってしまうのです。

 

ただし・・・以前と明確に違うのは、

団粒構造は、決して崩れない。という点。

雨が降ったりするとでこぼこと地面が隆起しますが、よーく見ると団粒してる。

踏みしめて固く締まった箇所を再び耕せば、砂埃のようにならず団粒している。

 

という訳で、即ふかふかではないですが、確かに薬の効果は実感できました。

 

それから、よーく考えれば分かることだったのですが、

粘土質の庭土は、粘土ばかりで繊維質のものがかけていたのです。

だからいくら団粒させても、それだけではふかふかにはなりません。

当り前なんですけどね。

 

山歩きをしたときの腐葉土のじゅうたんのふかふかさ・・・

あれを思い出しながら、あれに近づけるにはどうしたらいいか、

とあれこれ考えたら、やはり繊維質は大事。

 

完熟バークたい肥や、調整済ピートモス、もみがら、そばがら、木炭、ホタテ殻粉末、

カニ殻、などを入れました。

 

びっくりするくらい、ふかふかになりました。

 

庭を出るとき、靴底にべったりと粘土がついてあちこち汚れて嫌だったのですが、

すっかりその悩みもなくなりました。

 

ようやく植えることができた、オリーブの木がだんだんと元気に育っていって、

我家に涼やかな風を運んでくれますように!