庭からたぬき

憧れの庭を手に入るべく、土や植物と向きあう日々の記録です。

一年ぶりのオリーブその後

1年ぶりの更新。

 

もしも楽しみにしてくれた人がいたらごめんなさい。

 

庭は順調です。どの植物も、元気にすくすく育っています。

盛り土したことが結果的にすごく良かったのだと思っています。

 

オリーブは2本あります。

 

ネバディロブランコとミッション。

どちらも100cm程の苗で購入。

 

一本はインターネット上のオリーブ専門店にて。

もう一本は都内園芸店に頼んで取り寄せてもらいました。

 

どちらにも思い入れがあったのですが、それぞれ意外な道を辿っています。

 

ネバディロブランコは、大変立派な苗木でした。

しかし販売数がかなり限られていて、月に3本程度。

それが販売日時が詳細に決められていて、オークションのように、

深夜だろうと、アラームかけて起きていて即購入手続きに進んだ人が手に入れられる。という寸法でした。

 

なので入手に思いの外時間がかかり、夏真っ盛りの頃に苗を入手。

大きな穴を掘り、7月に植えたと記憶しています。

去年も猛暑日や熱帯夜が続く暑さだったので、日夜水切れを起こさないように注意しながら、水やりしていました。たっぷりと。

 

それがどうしたものか、次々と葉が黄色くなって落ち始め、

苗木で到着した頃に比べて葉の数は3分の1程度に激減してしまったのです。

本当に悩みました。

自分のことのように悩みました。

どうしたらこれ以上葉を落とさずに済むのか。

いきなりオリーブのアナアキ虫にやられたのか?
ハダニか?いや、水は足りてる。

水のやりすぎ?数日やらないと水を欲している葉のサイン。

 

本当に、悩みました。

 

そしてあっという間に迎えた秋、冬。

雪もどっさり降りましたね。

葉もほとんど落ちて厳しさを増していると思ったけど、

雨や雪のおかげで、水やりはせずとも生きていました。

日当たりに関しては文句無しの場所だったので、それも幸いしました。

ほとんど背丈が伸びなかったのが少し心配どころ。

でも球根を植えたときに土を掘ったら、ずいぶん離れたところまで

オリーブのしっかりとした根が伸びているのを確認できて、安心しました。

 

迎えた春。4月頃に一斉に芽吹き、

5月、それはそれは見事な葉を茂らせました。

花も咲き、満開の頃には足元や葉の上に黄色い花粉が多数落ちました。

有機肥料は定期的にやっていましたが、結実のためには特に何も施さず、

7月にグリーンの小さな小さな実を2つ見つけたときには、

あんなにはげ散らかした‥ 失礼。葉を落としまくった弱った木だったのに、

こんなに立派に育ち、今や実をつけ、生きようとしているのだと、

ため息がでるほどでした。

 

もう一方のミッション。これについてはまた次回。