庭からたぬき

憧れの庭を手に入るべく、土や植物と向きあう日々の記録です。

石掘り生活_1

こんにちは。

 

タイトルの通り、石掘りの毎日です。

 

こちらの地域では6月に入り梅雨入りしたため、盛大に雨が振りました。

梅雨の晴れ間を見つけては、必死に石掘りをしています。

 暑くなってきたので、帽子、日焼け止め、虫除け、大事です。

 

これまでの経緯をまとめます。

 2013年末に引越しをし、草ぼうぼうのまま入居。

庭の広さは3坪程。将来はハーブや目隠しになる樹木などを植える予定。

現在は草をむしった後、粘土質の土から石を掘り出している最中。

 

去年引越しを終えた後、必死に一人でもくもくと雑草取りをし、

2週間をかけて、文字通り草一本も生えていない土むきだしの更地にしました。

雑草の芽も視認できる大きさであれば抜き去りました。

さあどこにも草一本も生えていないぞ!と胸をはりたいのですが、

数日すると、ぴょこん、ぴょこん、と生えてきます。闘いです。

もはや道端で雑草を見かけると反射的に抜きたい衝動に駆られる始末。

この衝動に何か名前をつけてもいいくらいです。

このときの私の考えは甘く、どうせ後から耕すのだから、

表面に見えている雑草だけ手で抜き去れば良い、と思っていました。

(スギナの恐怖を知らずに・・・。)

 

年が明け2014年。

1〜3月はほとんどと言っていいほど手をつけていません。

寒さもあり、その間記録的な豪雪もありました。

雪どけのあった3月にはにょきにょきと雑草たちが顔を出し、

生えたら即引っこ抜く!というのが毎朝の日課でした。

 

ところが、4月、

シャベルを使っても取りきれない根っこの長いものがあることがわかったのです。

・・・それがスギナです。

 スギナとの闘いは次回に詳細を記します。

 

また、これも後述しますが、我家の庭は、

ここ掘れワンワンと無理やり言いつけた強欲じいさんの庭のように、

残土や石やゴミ “お宝”が、あちらこちらからザックザク!状態だったのです。

石や岩のような大石、に阻まれて、必ず”草の根活動”が絶たれてしまいます。

 

負けないぞ・・・!

 

次に手にしたのは、もはやシャベルやスコップでは頼りない、とばかりに

近くのホームセンターで買ってきた鍬(くわ)です。

フォークのような形状になっており、粘土質の我家の庭にもしっかり刺さる!

春はこの鍬を相棒に、石を取り除きながらスギナとの闘いに明け暮れました。

 

5月に入り、ようやく土と向き合いました。

勇み足で引越し当初に買ってしまった、黒土と苦土石灰パーライト

すでに撒き、表層10cmでしょうか、鍬や熊手型のミニ鍬を使って耕し、混ぜました。

この作業は家人がやってくれたのですが、何というか手ぬるい。笑

 

そして6月です。

木や草花を育てたことのある方なら分かると思いますが、

10cmなどというのは、あっという間に根をはる深さです。

背の高い木などを植える予定でおりましたので、

そんななまやさしい深さではなく、深く耕したいのだと伝えました。

「カーン!」という鈍い音がして、うまく耕せないと言うので、

その後は自分でやることとなりました。

 

目標とするのは、ふかふかの水はけの良い、ややアルカリ性の土。

ハーブやバラなどを中心に緑深いガーデンが憧れです。

アジサイなど、半日陰でも育つものは裏庭に植えるつもり。

頭の中では、あれは綺麗だろうな、この組合せはどうだろう、とあれこれ想像して

花は満開の様子なのですが、現実は、粘土質に石がぎっしりの更地・・・。

 

ところで、「カーン!」という音こそ、石や砂利、そしてちょっとした岩のようなものとの遭遇音です。大きい物だと30cmほどの石・・・いや岩かな。が掘り起こされました。

家人もずいぶん協力してくれました。

一緒に庭作りを楽しんでいるなんて、夢のようで楽しい嬉しい♪

 

石、石、石、 売るほどある、石、砂利ですが、

捨てようとすると本当に難しい。

自治体によると「家屋に付帯するもの」はゴミとして回収してくれないので、

産廃業者に連絡することとなっています。

探してみるとすごく高額を支払わないと引きとってくれない様子。

世知辛い世の中です。

 

今日はこの辺りで。